ハイキングクラブ みどりの風
2018/7/9(月)-12(木) 礼文岳&利尻岳 (自主山行)
昨年の夏山納会で「利尻岳に登りた~い」という晴れ女2人の要望に応えて、
どうせ行くなら礼文岳にも行こうと計画しました。利尻岳直下の野営場の
管理人からのお天気情報で、先に礼文岳に行くことに…
礼文島に上陸した初日、桃岩展望台コースのトレッキングに出発。
天気が心配でしたが、ちょっぴり降られただけで済みました。
後ろの桃岩は、球状節理(花崗岩の方丈節理が風化してできる節理)で有名です。
今夜の宿は桃岩ユースホステル。海に沈む夕日と海原の金色の道が幻想的でした。
翌朝、盛大なお見送りを受けながら、宿を出発。礼文岳を目指します。
礼文岳の登山口から、すぐ急登が…。
490mの山頂に到着。前日も含めてたくさんの花に出会いました。
レブンウスユキソウ、ハマナス、ミヤマキンポウゲ、ヨツバシオガマ等々…
礼文岳で足慣らしを済ませ、その日のうちに利尻島に渡りました。
今夜は利尻岳登山の晴天を願って、栄養たっぷりの鍋料理ホーで祝杯!
予想に反して、本当にいい天気になりました。前日の山頂は360度雲海だったとか。
8合目まではゆっくりペースながら、ほぼ順調なタイム。
最後の急登はきつかった。でも、それぞれのペースで全員登頂!!やったネー!
山頂からの眺望もバッチリで昨日登頂した”礼文岳”や、旅の出発地”稚内”まで一望!
下山途中、八合目で出会ったアメリカンと記念撮影
利尻でもたくさんの花と出会いました。イワギキョウ、エゾノハクサンイチゲ、
エゾノコギリソウ、リシリヒナゲシ等々…
帰路のサロベツ原野では、エゾキスゲやノハナショウブの群生地があちこちに有りました。
天気予報の関係で当初の予定と逆回りになりましたが、晴れ女2名の威力は絶大!
酷い雨にあたることも無く、礼文岳はほぼ晴れ、利尻岳は快晴に恵まれました。
更に、最終日は仙台から車中泊で来られたご夫婦の親切に助けられ、港までピストンで
送っていただきました。運のすべてを使い果たしたような楽しい山行でした。
by nachan,fujimari